トライオートETFの自動売買は、あらかじめ用意された自動売買プログラムを選択(セレクト)し運用する方法と、自動売買プログラムを自分で作る(ビルダー)方法の2種類があり、先日の記事では、セレクト機能を用いた自動売買の設定方法を記事にしました。
【トライオートETF】セレクトを使用した自動売買の設定方法
トライオートは、Webページもアプリも、FXとETFが同一のページ/アプリから切り替えて取引することが可能です。また自動売買での運用をメインで考えられているからか取引画面が他の業者とは少し異なります。 ...
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今回の記事では、ビルダー機能を用いた自動売買の設定方法について、記事にしていきたいと思います。
ビルダーの使い方
ホーム画面の左に表示されている「ビルダー」アイコンを選択すると下の画像のような画面が表示されます。
ここでは、「ETFで作る」を選択します。
FXの場合は、「FXで作る」を選択すればOKです。設定方法は、ETFもFXも同じです。
次は、「マルチカスタム」を選択し、「選択する」を押せば、銘柄の選択画面に移動します。自動売買を等間隔で設定する場合は「マルチカスタム」を、異なる間隔で設定する場合には「シングルカスタム」を選択する感じだと思います。
ここで、自分が運用したい銘柄を選択することとなります。上の画像では、「金融株トリプル」を選択しています。銘柄選択後は、「選択する」を押せば、自動売買の設定画面に移動します。
①売買 :新規注文の売買を選択します。
②レンジ幅 :⑤スタート幅からのレンジ幅を設定します。
③本数 :②レンジ幅で設定した範囲に何本の注文を入れるかを設定します。
④数量 :1本あたりの注文数量を1口~1000口で入力します。
⑤スタート価格:価格指定を選択した場合、任意の値が入力できます。
但し、現在値より大きく離れた値を設定することはできないようです。
⑥利確幅 :決済注文を出す利確幅を設定します。
①損切幅 :損切りする値を入れる場合には、☑して値を入力します。
②フォロー値 :☑することで、決済後、この値幅で逆指値を入れます。
③カウンター値 :☑することで、決済後、この値幅で指値を入れます。
④カウンター固定:☑することで、窓開け後の注文の重なりを防ぐことができます。
⑤ロジック追加 :入力したロジックをシミュレーションすることができるようになります。
⑥シミュレーションを見る:2019年1月からのバックテストができます。
フォロー値かカウンター値のいずれかに☑を入れる必要があります。
利幅値とカウンター値を同値とし、カウンター固定とすると、トラリピとすることができます。
①プライスチャートに戻る:ひとつ前の画面に戻ります。
ロジックグループを選択し、「…」でロジックを削除できます。
②カートに追加 :ロジックをカートに追加することができます。
③今すぐ稼働 :セット数を入力し、すぐに自動売買を稼働することができます。
カートの使い方
①保存/削除 :カートの中身を保存/削除することが可能です。
②セット数 :セット数を変更することができます。
③・・・ :このロジックだけを削除することができます。
④注文を確定する:自動売買を稼働することができます。
自動売買の停止/注文変更方法
運用中の自動売買の停止/注文変更は、ホーム画面の自動売買カードからできます。
停止/変更したいプログラムを選択すると「詳細」ボタンが表示されるので押します。
①「全停止」を押すと下の画面が出るので、全停止させることが可能です。
全停止すると、新規注文は取り消されますが、保有しているポジションの決済注文は残ります。
②「・・・」を押すと、「グループ名の変更」や停止済みのプログラムを「削除」することができます。
③「一括変更」を押すと、稼働していない注文の数量、エントリー価格、利確幅などを一括変更することができます。
④1つの注文の稼働を停止することができます。
⑤1つの注文を変更することができます。
以上が、ビルダーの使い方、プログラムの稼働/停止/変更方法となります。